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パソコントラブル解決

ハードディスクの物理障害

あなたは、パソコンのハードディスクが、どれほど精密な機器かご存知ですか?

知れば知るほど、目を見張るばかりの超精密技術に支えられた機器が、これほど安い価格で世間に出回っているのですから、ほんとに驚きです。

あの、手のひらにのるようなコンパクトなハードディスクですが、この中には、プラッタと言うガラスあるいはアルミの薄い円盤が数枚同軸で回転できるようになっていて、モーターで5000rpm以上の速さで回転します。

このプラッタに磁気記録膜があって、磁気記録や磁気読み出しをする磁気ヘッドが磁気膜との間隔を約10ミクロンに保ちながら、毎秒約100回のスイングをして、目的の位置へ到達しています。

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一言で10ミクロンと言いますが、髪の毛の直径が平均的に50ミクロンですから、髪の毛の太さの約1/5の間隔で、磁気ヘッドは磁気膜の上を動き回っている事になります。

プラッタや磁気ヘッドの回転軸受は、最近流体軸受けが多くなっていますので、温度が低すぎると粘性が出て来て悪い影響を与えますし、逆に高くなると劣化が激しくなります。

また、熱膨張のことを考慮すると、温度は常温が望ましいのですが、塵埃による故障を考えて、空気流通も制限されますので、どうしても高温状態の中で駆動せざるを得ない状況です。

以上のような、厳しい環境の中で駆動しているハードディスクですから、何かが一つ狂えば、障害が起こることも不思議ではありません。

プラッタ表面と磁気ヘッドが接触すれば、その場所は磁気膜が壊れますので読み書き不能となります。一番多いケースがこの接触事故です。

ハードディスクに振動や衝撃が与えられた場合、また、周囲温度が高くなって超精密機器に歪が生じた場合、など接触事故が起こる可能性が高くなります。

さらに、長年使用しますと、プラッタ磁気膜を保護している膜が摩耗して、一般的に3~5年くらいで磁気ヘッドが接触する故障が多くなると言われています。つまり、ハードディスクの寿命が来たことになります。

また、ハードディスクは超精密機器ですからクリーンルームで組み立てられており、これを通常環境の中で開くと間違いなく故障状態となり、使用不能となります。

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