13Sep
誤って必要なデータを消去してしまったっ場合、あなた自身でデータの復旧を成功させる事は可能です。
しかし、一寸した手違いでもあれば、今度は専門のデータ復旧サービス業者に頼んでもデータの復元は出来なくなるほど状況を悪くしてしまいます。
ですから、費用節約のために自分でデータ復旧の作業を行なう時は、それだけの覚悟で行なってください。
確かに、データ復旧サービス業者に依頼するのが安全であると分かってはいても、数万円から場合によっては数十万円にもなりますので、市販の1万円程度の「データ復旧ソフト」を買って、自分でデータ復旧をしてみたくもなります。
あとで後悔する前に知っておきたい!
ですから、もし該当するデータが無くなっても諦められるものであれば、自分でデータの復旧作業をやってみるのも良い経験になりますので、実行してもかまいませんが、次の事項だけは注意して下さい。
* 該当するパソコンは、データ復旧作業以外の目的には使わないでください。
誤って消去したデータの書き込んである記憶領域は、消去された時点で新しいデータ書き込みの指令が来たとき、何時でも空き領域として上書きされる状態になっています。
当該パソコンを他の目的に使うと、いつ何時、復旧したいデータの上に置き換えられるか分かりませんので、
その危険性を避けるために行なう処置です。
つまり、データ復旧作業以外のインターネットやメールにも使ってはなりません。またデータ復旧を目的とした、チェックディスクは最悪の事態を招きやすいのでやめた方が良いでしょう。実際、「チェックディスクが終わらない、スキャンディスクが止まらない」といったトラブルが相次いでいます。
特に購入から4年以上経過し劣化したハードディスクはセクター不良がある場合が多く、そのセクター上のデータにアクセスまたは書き込みを実行したり、チェックディスクをおこなったりした場合、ヘッドが故障しやすいのです。安易なチェックディスクは命取りになるほど危険なのです。
* 復旧したデータは、外付けのハードディスクに保存して下さい。
つまり、問題が生じているハードディスクは、今後の問題にも備えて、完全に状況を把握できるまでは、そのまま使わないでそっと保存しておくことが肝要です。
このような状態にしておきますと、また何か問題があっても、その問題解決に対応できるからです。
全ての問題が解決して、パソコンを実際に使用して、問題が無くなったことを確認すれば、以前と同じ状態に戻してかまいません。
データ復旧作業中にどうしても復旧作業に関する情報を知りたい場合は、必ず当該パソコンでなく、別のパソコンやスマートフォンやタブレットなどの通信機器を利用して下さい。
自分でデータ復旧作業をするにも、
随分、制限事項が多くてびっくりされたでしょう!!