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ロジテックのデータ復旧技術センターの評判ってどう?

ロジテックのデータ復旧

ロジテック株式会社は、日本のコンピュータ周辺機器メーカー。エレコムの100%子会社。周辺機器メーカーのロジテックが経験と実績をもってPC、NAS、RAIDなど様々な記録メディアからデータ復旧をおこなうサービス会社がロジテックINAソリューションズ株式会社です。このロジテックINAソリューションズ株式会社は、このロジテック株式会社の100%子会社です。つまりエレコムの孫会社にあたる。

ロジテックのデータ復旧技術センターの設立と経緯

  1. 2007年に「データ復旧技術センター」を設置
  2. 2010年にロジテックINAソリューションズ株式会社設立
  3. 2018年02月22日 一般社団法人 日本データ復旧協会に加盟
  4. 2018年05月10日 Data Recovery Ticket の販売を開始

ロジテック同様にパソコン周辺機器メーカーのBUFFALO(バッファロー)もアドバンスデザインと提携し、データ復旧サービスを開始しました。またロジテックのデータ復旧技術センターが「一般社団法人 日本データ復旧協会」に加盟したことで、業界団体として健全化が、さらに一歩進んだと思われます。

その一方で、「ロジテックのデータ復旧技術センター」のサービスで若干惜しいと思われるのが、「Data Recovery Ticket -plus-」を始めとした運営です。

あとで後悔する前に知っておきたい!

データ復旧費用の相場は?

例えば、「Data Recovery Ticket -plus-」では、チケットを予め購入しておくことで、PC/タブレット端末やデータストレージ機器のデータ消失など、障害が発生した際に、「ロジテックデータ復旧技術センター」のデータ復旧サービスを無償で受けることが可能という宣伝文句です。

但し、注意事項として「初期調査した結果、内蔵ドライブを分解する必要が生じるような復旧難易度の高い障害だった場合は、別途費用が発生します。」や「復旧難易度の高い障害だった場合は別途、お見積りを提示させていただきます。」とあります。

つまり、軽度、中度の論理障害には、使えますが、4年以上経過しヘッドやモーターなどの故障が発生した物理障害のデータ復旧費用は別途費用が発生するという意味なのでパソコン保険と呼ぶには貧弱です。

「Data Recovery Ticket -plus-」のサービス概要

ロジテックのデータ復旧チケット

サービス対象製品を購入されたお客様に不測の事態(データ消失時)が発生した場合、ロジテックINAソリューションズ株式会社が提供するデータ復旧サービスが無料で受けられます。但し、「復旧対象障害の場合」に限ります。

※データ復旧サービスは、ベストエフォート(最善努力)にて提供するものなので、製品及びデータの障害度合いによっては復旧できない場合がある。これは、データ復旧サービス全般に言えることで、プラッタにスクラッチ損傷が発生したメディアなどは、データ復旧そのものができません。

おおよそ、5割から7割程度が物理障害といわれているので、「Data Recovery Ticket -plus-」などの保険的サービスのカバー範囲は通常に考えれば、3割程度、多く見もっても5割程度と予想されます。

 

「Data Recovery Ticket -plus-」の対象製品

サービスの対象商品は、主にパソコン系かサーバー系なのかで費用がかわります。これは使用方法の問題ではなく、OSやファイルシステムの違いです。また、内蔵ハードディスクやSSDの台数にも制限があります。

対象①パソコン・タブレット・外付けHDD(SSD)

パソコン(RAID除く)
ワークステーション(RAID除く)
タブレット(WindowsOS搭載モデルに限る)
※OSは、windows/Mac
※SSDも対象となります。
※HDD(SSD)の数量は1台搭載の製品と限定。

対象②サーバー・NAS

サーバー・NAS(RAID含む)
※OSはWindowsを始めLinuxなども復旧対象。
※SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)も対象となります。
※HDD(SSD)の数量は内蔵4台搭載までの製品と限定。

「Data Recovery Ticket -plus-」の復旧対象障害

予めサービスの適用範囲を「誤って削除やデータが消えた場合など」と記載があるように、対象製品の内蔵ドライブを分解せずに対応出来る障害のみが対象です。

このような軽度・中度障害の費用は通常、30,000円程度、高い会社でも100,000円程度が一般的なのでデータ復旧サービスの保険システムとしてユーザーが想定している障害で機能するかどうかが疑問があります。当サイトへの問い合わせ状況から推測すると、データ復旧希望者の3割程度のみの対象と推測されます。

その他にも幾つかの但し書きがあります。
※製品及びデータの障害度合いによっては、復旧できない場合があります。
※メーカーリコール障害(不良品など)は本サービス対象外になります。
※災害(水害、地震、火災など)による被災を受けた場合は対象外となります。

つまり、物理障害、重度障害には、「Data Recovery Ticket -plus-」は無償の範囲ではサービスを行えず、通常通りに別途見積りになるという意味になります。これは、当然といえば、当然で物理障害を対象とすれば、これほど安く提供はできず、物理障害の5割は復旧不可状態といわれるので、高額にするとユーザーが期待しているパソコン保険的な意味はありません。復旧できない割合が、データ復旧サービスの場合、ユーザーが期待しているほど、復旧率は高くないのです。

ロジテックのデータ復旧技術センターの評価

「Data Recovery Ticket -plus-」は、ユーザーにとって軽いパソコン障害の場合に利便性がある一方で、注意書きを詳しく表記しないと誤解を招く可能性があります。「有効期間1年~5年のチケットをご用意」となっていますが、4年以上のハードディスクは物理障害が主になる傾向があることから、ユーザーの誤解を防ぐためにも、有効期間1年から3年とすべきではないかと思われます。

「Data Recovery Ticket -plus-」は元々、高額のパソコン保険ではないので、ユーザーがどこまで理解しているのかといった問題ですが、、ミスリードしやすい案件のため、利用者側も提供者側も注意が必要かと思われます。

ロジテックのデータ復旧技術センターの評価は業界標準に比較して総合的にみても高いです。但し、「Data Recovery Ticket -plus-」同様に課題がないわけではありません。それは、営業スタンス、スタイル、つまりマーケティング全般に関わる問題です。過去には、「データ復旧率92%」を謳っていましたが、2018年に一般社団法人 日本データ復旧協会に加盟後、データ復旧率の表記をしなくなりました。

この「データ復旧率」や「データ復旧成功率」の表記はユーザーを誤認させるものとして兼ねてから、ロジテック以外でもデータ復旧業界で問題視されてきました。というのも一般的には、ユーザーは「データ復旧率」や「データ復旧成功率」と聞くと、技術力の評価基準になると思いがちですが、実際は、違います。

医療機関に例えた方が分かりやすいと思うので、病院で例えると、緊急患者やお年寄りを受け入れると、一般的に死亡率は高くなります。逆に、緊急患者の対応をやめ、若い健康な男女だけの受け入れをすれば、生存率はほぼ100%になります。若い健康な男女だけの耳鼻咽喉科なら、まず人は死にません。

「データ復旧率」や「データ復旧成功率」は、業者側で利用者を選別し数値をコントロールできるため、ユーザーに誤認させるものとして、今日現在、「ロジテック」を始め、まともなデータ復旧会社は使用していません。

もし、今も、「データ復旧率」や「データ復旧成功率」といった表記がある会社は、かなり詐欺的な企業と思った方が良いでしょう。そもそも近づくだけでも危険です。その点、ロジテックのデータ復旧技術センターが、「データ復旧率」の表記をやめたのは、賢明な判断だと思われます。

但し、ロジテックでは未だに「データ復旧はワンチャンス」をキャッチフレーズにしています。最近は「データ復旧はワンチャンスといわれています」と若干ニュアンスが変わりましたが、煽り系の宣伝文句が若干、多いように感じられます。

厳密云えば「データ復旧はワンチャンス」ではありません。「ハードディスクの開封」や「PC3000によるファムウェア操作」など無茶な作業をしなければ、通常は次の業者でも調査が可能です。問題なのは、一部業者に「ハードディスクの開封」作業の確認をせずに作業を実施し、クリアランスを壊したり、同様に、「PC3000によるファムウェア操作」や「MBRの書き換え」を行い、次の業者で復旧不可能な状態にしてしまう悪徳業者が存在していることです。

そのため、「データ復旧はワンチャンスといわれています」という表記はそれほど悪質とは言えませんが、よりユーザー目線で考えれば、「データ復旧はワンチャンスといわれています」のスマートな表記は、「データ復旧は最初の業者選びが大切です」になります。

おそらく、委託しているマーケティング会社の問題か、若干、「煽り系」の人間が関わっているためと思われます。技術やサポート、ブランド力といった基本的な評価が高いのに、残念な傾向です。

データ復旧業界では、投資ファンド系が関わると、このような煽り系の宣伝文句を使い訪問者を慌てさせる業者が数社いるのですが、
「ロジテックのデータ復旧技術センター」ほどの企業が同じようなスタイルでホームページの運営をすることに若干、違和感を覚えます。

尚、ホームページ上に幾つかの表記がユーザーを誤認させる傾向があるものの、ロジテックのデータ復旧技術センターは業界標準に比較して、「技術力」や「サポート力」、「信頼度」など総合的にみても非常に高いです。データ復旧サービスを始めて依頼する人でも安心して任せることができる数少ないデータ復旧業者の1つです。今後、さらにユーザー目線での運営を期待したいところです。

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