6Feb
以前と違って、今では各家庭にパソコンを置いてあり、これでインターネットを使って知人との連絡や買い物をする時代となりました。
このような時代に、パソコンが急に止まって使えなくなったら本当に困ります。
でも、実際には色々なトラブルが起こるのが現実です。
パソコンを使おうとした時、「次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windowsを起動できませんでした:WINDOWSsystem32configsystem」と表示された場合は、」config」 つまり設定フォルダー内に問題があると言うことです。
configフォルダー
この、config フォルダーには、次の5個のレジストリーが納められています。system, software, sam, security, default,です。
しかも、これらの5個のレジストリーは、お互い複雑に関連し合って作られていますので、上のような表示が出た時は、全てのレジストリーを元通りに修復しなければなりません。
このような事態が起こる原因と対策としては次のような事が考えられます。
ハードディスクの物理的障害
データ復旧の専門業者に依頼して直す他ありません。
あとで後悔する前に知っておきたい!
ハードディスクの論理的障害
論理的障害は、電圧変動が激しかったとか、パソコンを正常にシャットダウンしなかったとか、あるいは、ソフトをインストールした時にタイミングの問題などで偶発的にデータが変わってしまったなど、細かい原因を特定する事は困難な場合がほとんどです。
でも、この論理的障害の場合は、もう一台のパソコンがあれば、壊れたパソコンのもう一つの外付けハードディスクとして接続し、壊れたパソコンの該当する5個のレジストリーを書き換えてしまう方法で修復ができます。
さらに、Windows XP 回復コンソールでの対応方法もあります。
この場合は、セットアップCDの回復コンソールで、config-system software sam security default を拾ってきて、「repair」フォルダー内の壊れていると推察されるconfig-system software sam security default に上書きする事によって修復する方法です。
ハードディスクは、長い間使っていると必ず故障を起こす消耗品です。
ですから、使う頻度にもよりますが、個人的な使用でも5年を過ぎると物理的障害が起こることを考えながら、大切なデータ類はインターネットを利用した保存や、取り外し可能な色々な種類のROMに、 常々保存する習慣をつけておくと安心です。