14Jun

パソコンを使っていると、障害が起こって時に「エラーメッセージ」を表示します。
次のような例が良くありますので、紹介します。
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PC起動時に「Operating System Not Found」の表示があり、起動しない場合
- ウィンドウズのOSに不具合が起こった
- パソコンのハードのトラブル
- フロッピーディスクを差し込んだままの時
- 増設した機器に不具合が生じた
などの原因が考えられます。
「Operating System Not Found」を直訳すれば、「WINDOWSのシステムファイルが見つかりません」となります。つまりOSが見当たらないので起動できませんという意味になります。
そのためBIOSの再設定を行なう(起動順位を変更することで稀に表示されなくなります)、
フロッピーディスクをはずす(古いデスクトップやノートパソコンの場合)、
周辺機器をすべて切り離して様子を見る(USB関連でトラブルが発生するケースが良くあります)、
再セットアップをする(データが必要でない場合に限る)、
などして障害の原因を調べます。
あとで後悔する前に知っておきたい!
表示画面に「CRC巡回冗長検査エラー」と表示される場合
CRC巡回冗長検査は、CD-RやDVD-Rの読み込みエラーで良く発生します。また、ハードディスクでも磁性体劣化やセクター不良が原因で故障が起こっている事を示します。CD-RやDVD-Rの場合、汚れやほこりでもCRC巡回冗長エラーが発生するため、綺麗に拭いて掃除することで回避できる場合があります。
パソコン起動時に、「キーボードエラー」が表示されてパソコンが起動しない場合
キーボードが正常でないことを意味しますので、差し込みを確認すると共に、パソコン本体のUSBの差し込み場所を変えてみるなどの方法があります。
それでも、治らない時は、BIOSの再設定で復旧する事があります。
作成ファイルに名前を付けて保存する時、エラーメッセージが出て保存を拒否される場合
ファイルの名前の中に、使用できない文字を使っている時ですから、他の文字を使ってファイル名を作ると保存できます。また保存フォルダを変えることで回避できるケースがあります。フォルダ場所を変えることで、保存できる場合、フォルダがある場所にセクター不良が発生している可能性があります。
パソコン起動時に「A disk read error occurred」の表示が出た場合
ハードディスクの読み込みに失敗したことを意味するメッセージですから、ハードディスク障害が起こっている可能性があります。データの救出や復旧のことを考えて対処する事が大切です。
パソコン起動時に「NTLDR is missing」の表示が出る場合
前回、パソコンを普通の使用状態で使っていて、気が付かずに間違ってウィンドウズの起動に必要なファイルを削除した時によく起こる現象です。回復コンソールで復旧の可能性があります。NTLDR is missingは、直訳すればウィンドウズのNTLDRファイルが見つかりません。という意味になります。
これらの他にも、実にたくさんのエラーメッセージがありますが、ハードが障害を起こした場合は、これまで蓄えた大切なデータを保存することを忘れないようにして下さい。